満月、新月、月星座まで…奥深い占いと月の世界を知る書籍のご紹介

占い師なら知っておきたい、月のこと

よく占い師さんのアカウントを見たり、スピリチュアルな世界が好きな方のアカウントをのぞくと、特定の時期にこんな投稿がありませんか?

 

実は月という地球に最も近い天体の引力や光、エネルギーは占い師にとっても占いが好きな方にとっても非常に大切なものなのです。

何故月が重要なのか?

古くには月の満ち欠けや方角が暦を知る大きな手掛かりでした。
月は概ね1ヶ月のうちに新月と満月を繰り返し、満ち欠けをするため、その見える位置や時間帯によって、時計の無い時代の人々は季節や時間を確かめていたのです。
そうした伝統のある存在を大切に想う気持ちだけではなく、月はさらに引力を持っています。

現実にも月の引力が気圧に変化をもたらし体調が変わる人は多いとも聞きます。
一部では満月の日はお産が多い、なんてお話もありますが、これも、赤ちゃんが母体から外へ、つまり月の引力によって引っ張られるからと言われています。
また、それぞれの月には星座が宿っています。
その時期に月とセットで出てくる星座、月がある位置に同時に待機している星座をそのように表すことが多いです。
この星座によって、その月に願うと良いことや、行うと良いことがあるとされており、それ故に、新月や満月のタイミングで、占い師さんや占い師を目指す方々、鑑定を楽しみにしている方々は投稿や発信が増えるのだと思います。

月をマスターしてみよう!

そういったわけで本日は月の暦を知り、また、暦だけでなく月星座の存在にも触れることのできるお勧めの書籍をいくつかご紹介したいと思います。

まずは手帳から始めませんか?

ミドリ 日の長さを感じる手帳 手帳 2025年 B6 ウィークリー 薄紫 22335006 (2024年12月始まり) ミドリ 日の長さを感じる手帳 手帳 2025年 B6 ウィークリー 薄紫 22335006 (2024年12月始まり)

こちらはステーショナリーで有名なミドリから発売している日の長さを感じることをコンセプトとして手帳です。
日照時間により活動することもできますし、月の満ち欠けがわかりやすくマークで描かれているので、すぐに今日どんな月が空に浮かぶかイメージしやすいでしょう。
優しい色合いなので日々の仕事や学業のための手帳とは別に、ゆったりとした時間に日記を書くイメージで持っていても良いかもしれません。
また、リラックスタイムに気付きをメモしたり、なんなら手帳として利用せずとも、眺めて今日の暦を知るために使うだけでも機能性が高いオススメの品物です。
こちらは2024年12月始まりなので、年の初めからしっかり使えますし、1ヶ月早めに習慣をつける予行練習もできます。
これからの季節1冊あっても良い品物ではないでしょうか?
また、この商品は毎年定期的に発売されているので、2025年版に限らず継続的に購入しても楽しむことができます。

月星座も一緒に知れる?

月星座ダイアリー2025 月星座ダイアリー2025

こちらは月星座とその占術による解釈を一気に広めたKeiko先生が発売しているものになります。その年の月の暦に加えて月星座とは何なのか?どのように受け止めればよいのか?までが一気にわかる商品です。
月の満ち欠けだけでなく月星座やその意味も一緒に勉強したいという方にオススメです。

情報量が圧倒的なので、初心者さんよりはしっかりと占い師として活動されている方や今後占い師になるために勉強しているという方、占い師になるには何が必要なのか探っている方にとって
は、その学びの結果を一緒にダイアリーに記入しながら更なるスキルアップもできるのでとてもオススメです。
ありがたいことに記入例までついていたり、使い方も明瞭な仕組みになっているので、とりあえず購入してみて、その例にしたがって書いてみるだけでも早速月のパワーを味方につけた実感が湧くかもしれません!

雑誌感覚で触れてみよう!

運を育てる住まいをつくる 月星座パワーハウス・メソッド 運を育てる住まいをつくる 月星座パワーハウス・メソッド

こちらも同じくKeiko先生による月星座の解釈がわかる一冊です。月星座と、家や部屋の中の風水的な解釈を合体させており、環境から月星座や月の暦に触れるためのノウハウが書かれたムック本です。サイズ的には雑誌と同じなので、まるで普段ファッション誌を読んだり、情報マガジンをぺらぺらとめくるような感覚で、月星座に関する情報がわかりやすく目に飛び込んできてくれます。前述にてご紹介した手帳やダイアリーのような実践的なものではなく、読むだけで良いタイプなので、時間が無い方や既に手帳やダイアリーは持っているという方にとっては手軽なのに色々な発見があり、オススメです。
遠いところに輝いている月について考えに耽るのではなく、目の前にある部屋の中の様相から月星座にアプローチできるので、より身近に月の存在を感じられることでしょう。

目から美しさと知識を取り入れる

世界でいちばん素敵な月の教室 世界でいちばん素敵な月の教室

こちらは美しい写真とわかりやすい解説によって月の存在そのものが何であるのかを理解できる書籍となっています。
なんと30もの月に関する知識が書かれており、スピリチュアルな存在としてではなくまずはその美しさの秘密や歴史、宇宙にある天体としての存在として理解を深めるのに役に立ちます。なかなか月が重要と言われてもピンと来ない、占いをしているけれど月のことはイマイチだなという方も、これを通じて一度そこに浮かんでいる月の謎に触れると途端に興味が湧いてい来る、そんな一冊です。
著者がプラネタリウムの解説員の方であることから、まさにわかりやすさはダントツです。
またAmazonの商品紹介のページにも以下のように書かれています。

「月はいつからあるの」?
「月はなんで満ち欠けするの」?
「月までの距離はどれくらい」?
「なんでお月見は秋なの」?

引用:Amazonの商品紹介ページより

よく考えたら小学生くらいの頃からふと思っていたこんな小さな疑問も深掘りしてくれるので、文化的な側面での学びも多いことでしょう。

新月の願い事の決定版?!

[魂の願い]新月のソウルメイキング [魂の願い]新月のソウルメイキング

こちらはジャン・スピラー氏によって書かれた月の星座を占星術の解釈に取り入れた解説本です。
従来、ホロスコープを見る中で月以外にも太陽、火星、水星などといった様々な天体の位置やその角度等を鑑定に取り入れることは間々ありましたが、月だけに着目し、それだけでひとつの占術として確立されたのはこのジャン・スピラー氏の本が出た2000年代初頭だった可能性が高いです。アメリカの占星術師の重鎮と言われる人物が提唱した新月に願い事をする理由、それによって何が起きるのかが詳細に書かれており、月が占いとリンクしていることがしっかりと理解できるでしょう。

今回ご紹介した書籍の中で唯一原作者が海外ということもあり、解釈が世界基準であるのも面白味のひとつです。日本語として、実践的に、あるいは目から取り込んで、わかりやすく理解するのも楽しみがあるでしょうが、あえて翻訳された情報を知ることでわかる解釈も多いことでしょう。

月と仲良くなるとぐんぐん伸びる

占い師になるために必要なスキルとしてはもちろんのこと、月の力を把握することで生きやすさも増します。
例えば体調不良が懸念される日を予測して、早めにタスクを片付けておいたり、願い事をするのに最適な日を調べておくことであらかじめその日までにどんなものが今自分に足りていないか、欲しているのかを振り返る機会をもうけることができますよね。
また、月星座を知ることによって、自分や他人の隠れた一面や才能、個性に気付くことができたら、占い師としてそのスキルを活かさないまでも、なんとなく人間関係の中でふとした気付きも出てくることでしょう。
そして文化的にも中秋の名月であったり、スーパームーンなどの天体ショーを把握することで、季節の移り変わりを意識し、古くから月を眺めて暦を把握してきた先人たちのように夜空と共に生きていることを実感できる良いチャンスになるとも思うのです。

そう考えると占い師を目指す方もそうでない方も、月と仲良くなることで自分の生活の豊かさがぐんぐん伸びていく、そんな気はしませんか?
新月、満月は毎月訪れます。
月に関して知りたいなと思ったらよい区切りは定期的に訪れているので、迷ったら来週、再来週待ち構えているその日から、月と仲良くなるために何か始めてみませんか?

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